能登半島地震の発生からきょう(7月1日)で半年です。石川県で被災した「みそ」をつくる会社が、宮城県内の食品会社とタッグを組み、新しい商品を開発しました。そのお味とは…?
仙台名物、牛タン。味の決め手として使われているのは、石川県の「能登味噌」と仙台みそをブレンドしたオリジナルみそです。
青葉区でお披露目された新商品。能登半島地震により一部販路を失った石川県のみそ醸造会社を応援しようと、宮城県内の企業が協力して開発しました。
「能登味噌」を作っている志賀浦勝さんです。
志賀浦麹 味噌醸造場 志賀浦勝さん
「地元(宮城)の人にも食べてほしいし、少しずつ広がっていってほしい」
志賀浦さんの醸造場は、半年前の大地震で水道や電気が止まり、およそ3カ月間製造を中止せざるを得なくなりました。売上は8割以上も減ったといいます。昔ながらの天然醸造で、石川県産のコメを使った志賀浦さんのみそは、水分が多くやわらかいのが特長です。仙台みそ、そして牛タンとの相性は…。
試食した人は
「みそがおいしい」
「噛みしめると中からみその味がふんわり香りますね。おいしい」
志賀浦麹 味噌醸造場 志賀浦勝さん
「うれしいですね、こんなふうに声をかけていただいて。本当に元気を出さないといけないなと思いますね」
商品は1日からオンラインストアで販売されています。
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