山陰地方は、2日も梅雨前線の影響で断続的に雨が降る見込みで、島根県は夕方まで、鳥取県は夜の初め頃にかけて、土砂災害に警戒が必要です。

山陰各地の降り始めからの降水量は、島根県では吉賀町で157ミリ、津和野町で109ミリ、鳥取県では岩美町で101ミリ、鳥取市で75.5ミリなどとなっています。
正午の時点で、益田市や吉賀町、鳥取市北部などに大雨警報が発表されていて、これまでの雨で地盤が緩んでいる所もあるため土砂災害に警戒が必要です。
吉賀町では、全域に警戒レベル4の避難指示が出されています。

この雨の影響で、JRでは「スーパーまつかぜ」と「スーパーおき」が部分運休したほか、山陰線の益田ー出雲市間で普通列車の運転を始発から見合わせていましたが、正午以降に再開する予定です。

3日午前6時までに予想される24時間降水量は、島根県東西部で100ミリ、鳥取県東部で70ミリ、中・西部で80ミリとなっています。浸水被害や河川の増水などにも注意が必要です。

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