家畜のえさに使われるトウモロコシを害虫から守ろうと、ドローンで害虫を取り除く取り組みが宮城県大崎市で進んでいて、7月2日、作業の見学会が開かれました。

宮城県大崎市の古川地区では水田を活用して、飼料用トウモロコシを栽培する取り組みが試験的に行われています。

2日は地元の農家やJAの関係者などがドローンによる薬剤散布の様子を見学しました。ドローンを使うことで作業の効率化と省力化が図れるうえ、均一にむらなく薬剤を散布することで害虫の大量発生を防ぐことができるということです。

見学した生産者
「やはり我々、高齢化で大変な農業情勢になってきてるので、それも考えてドローンの導入を考えていきたと思ってます」

JA全農では、試験栽培の期間が終了する今年度末をめどに、成果や課題をまとめる方針です。

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