7月1日に記録的な大雨となった福岡県宗像市では、2日朝も時折雨が降る中、住民たちが復旧作業に追われています。

◆記者リポート
「宗像市田久に来ています。浸水被害のあった美容室では従業員による片付け作業が行われています」

宗像市では1日、7月の観測史上最大となる1時間65.5ミリの雨を記録し、市内にあるこちらの美容室では、店内が膝下まで浸水しました。

一夜明けた2日も、時折雨が降る中で、従業員たちは床を拭いたり水につかった機材を整理したりする作業に追われていました。

◆美容室オーナー 緒方善光さん
「店内の浸水は30~40センチくらい、それより下のコンセント類は全部だめ」

一方、近くにあるネイルサロンでは、復旧作業中だった2日午前9時半ごろに停電が解消し、従業員たちからは安堵の声が聞かれました。

福岡県内は2日、梅雨前線が次第に離れて日差しが戻り、宗像市では最高気温が32℃に達する見込みで、土砂災害と合わせて熱中症への警戒が必要です。

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