大規模災害などで断水した際に、被災者に水を効率良く供給するための訓練が宮崎市で行われました。

訓練は宮崎河川国道事務所と宮崎市上下水道局が初めて行ったもので、職員およそ50人が参加しました。
訓練では、6.5トンの水を運ぶことができる国交省の散水車から宮崎市の給水車に給水する手順を確認しました。

能登半島地震ではそれぞれの機関が独立して給水支援を行いましたが、給水車の蛇口が足りずスムーズな給水できないことが課題となりました。

(宮崎河川国道事務所 堤宏徳調整官)
「ひとつの組織で災害対応をするのは限界が来る。お互い顔の見える関係を作って継続的に訓練に取り組むことで災害対応力を向上させていきたい。」

また訓練では、給水タンクの組み立てや蛇口を設置する手順を確認していました。

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