協定は、4年前からヤギを飼い始めた出水市の上場小学校がこの春からヤギを飼い始めた伊佐市の南永小学校に交流を持ちかけて実現しました。

「メ~メ~盟約式」と名付けた式典には、南永小学校のメスの「みなみちゃん」と先週生まれた2匹の子ども、それに、上場小学校のオスの「ヤッギー」とメスの「スズちゃん」の合わせて5匹のヤギのほか両校の児童およそ20人と教員が出席しました。

児童たちはヤギのお面を頭に着けて式に臨み南永小学校の新地哲郎校長が「メ~メ~」とヤギの鳴き声であいさつしました。

そして、それぞれの校長が「姉妹校締結協定書」に署名し、今後、ヤギの飼育を通して交流を深めていくことを確認しました。

式の最中、5匹のヤギたちは寝そべったり会場を歩き回ったりして、思い思いに過ごしていました。

南永小学校6年の男の子は「みなみちゃんとヤッギーは仲よくできそうです」と話していました。

上場小学校6年の女の子は「ヤギを飼っている学校だからこそできる交流をしていきたい」と話していました。

式のあと、2校の児童は一緒に給食を食べて交流し、今後も、お互いの学校を訪問しあうことにしているということです。

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