東京株式市場で東証株価指数「TOPIX」が34年半ぶりに史上最高値を更新したことを受け、林官房長官は「賃上げや企業の稼ぐ力の強化に引き続き取り組む」と強調しました。

林官房長官
「岸田政権では新しい資本主義の下、デフレからの完全脱却、新たな成長型経済への移行を目指しておりまして、それに向けて物価高に負けない賃上げの実現や、賃上げを生み出す企業の稼ぐ力の強化に引き続き取り組んでいく」

 林長官は「成長と分配の好循環を実現し、力強い日本経済の実現につなげる」と強調し、「株価の水準に一喜一憂せず取り組みを進める」と述べました。

 4日の東京株式市場でTOPIXは一時、バブル期の1989年12月につけた2884.80ポイントを上回り、34年半ぶりに史上最高値を更新しました。

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