日本の教育現場を視察しようとスイスの教育関係者が秋田県を訪れている。4日は上小阿仁小中学校を訪れ、特別授業などを通して児童生徒と交流を深めた。
上小阿仁小中学校を訪れたのは、スイスの南部・ヴァレー州の教育関係者など5人。4日はすべてのクラスの授業を見学したほか、子どもたちとの交流を楽しんだ。
また、訪れたメンバーによる特別授業も行われた。科目は数学だが、使われる言語は英語だ。
はじめは緊張した表情の生徒たちだったが、分数の問題にしっかりと英語で回答し、貴重な経験になったようだ。
生徒の1人は「分数の言い方は、日本だと下から上の順で数字を言うが、英語だと上から下の順番でびっくりしたが、すごく楽しかった」と話した。
別の生徒は「英語を解釈しながら数学の問題を解くので、すごくこんがらがったが、新しい単語も覚えられてすごく良かった」と英語での授業を楽しんだ様子だった。
スイスの中学教師 サンドラ・イン・アルボンさん:
「スイスと日本は、学校の授業や建物など、予想より似ているところがたくさんあって驚いた」
5日は大仙市の中学校などを訪問する予定。
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