岸田総理大臣はアジアの経済団体トップらが集まった会合であいさつし、脱炭素化に向けて日本が主導的な役割を果たす考えを強調しました。
岸田総理大臣
「日本はアジアの脱炭素化を牽引(けんいん)し、アジアに巨大な脱炭素マーケットを創出していく、そのための協力を推進していきたい」
岸田総理は今年の秋にラオスでアジアの脱炭素化に向けた「AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)」の第2回首脳会合を開く方向で調整していると明らかにしました。
二酸化炭素排出量の「見える化」や取引などルールの整備に取り組むとし、「共通のアジア市場を作り出していく」と強調しました。
また、岸田総理はAI(人工知能)について触れ、「世界中でその開発競争が激化している」と指摘しました。
そのうえで生成AIの中核技術であるLLM(大規模言語モデル)の開発でアジアの国々と連携していくと強調しました。
岸田総理大臣
「シンガポールやマレーシア、ベトナムなどのアジアの国々の主な企業と日本のAI企業の連携を促進し、取り組みの輪を広げて参ります」
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