自衛官の採用計画の達成率が過去最低になったことを受けて、防衛省は人材確保のための検討委員会を立ち上げました。来月下旬までに対応策をまとめる方針です。

鬼木防衛副大臣
「自衛官の採用については、令和5年度は自衛隊創設以来、最低レベルの採用計画達成率となりました。この厳しい状況は令和6年度以降も続くことが見込まれます」

 検討委員会では、給与など処遇面の改善、AIを活用した省人化や無人化、OBや民間など外部の力の活用といった3点を検討することにしています。

 来月下旬までに対応策の報告書をまとめ、来年度予算案の概算要求に反映させる方針です。

 自衛官の採用を巡っては、2023年度の採用計画の達成率が過去最低の51%になっています。

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