7日投開票の都議補選の結果を受け、岸田総理大臣の退陣論が出ていることを問われた自民党の茂木幹事長は、「結束力を高められるよう党運営に当たりたい」と強調しました。
自民 茂木幹事長
「状況が厳しければ厳しいほど、組織に遠心力が働いているように見られる。その分、求心力、党の結束力を高められるようですね、しっかり党運営に当たっていきたいと思います」
次の衆議院選挙の先行指標ともされる都議補選で自民党は、候補者を擁立した8選挙区で2勝6敗と負け越しました。
茂木氏は「全体として大変厳しい結果だった」と述べたうえで、「謙虚に受け止めて不断の改革努力を重ね内外の重要課題を一つひとつ解決することで信頼回復につなげていきたい」と強調しました。
総裁選への影響については、言葉を慎重に選びながら「前向きに変わっていく躍動感は今必要ではないか」と述べるにとどめました。
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