新紙幣の発行で、お金への関心が高まる中、小学生に税金の大切さを知ってもらうための授業が行われました。
授業が行われたのは、福岡市城南区の金山小学校です。
6年生を対象に、クイズ形式で進められた学習では、「小学生1人が、1年間学校で授業を受けるのにかかる金額は?」などの問題が出され、生徒たちは興味深そうに考えていました。
税金の使われ方などを知ることで税への理解を深めてもらうのが狙いで、授業の最後には、1億円のレプリカが登場し、約10キロの重さを生徒たちそれぞれが体感していました。
◆授業を受けた小学生
「億万長者になった気分になりました。税金にあまり関わりがなかったから、今まで分からなかったけど、税金がないと道路を通るだけでお金がかかったり、世の中が大変になると知ることができて良かったです」
◆授業を受けた小学生
「(1億円は)とても重くて幸せな気持ちになりました。税金がなくなったらどうなるか知ることができて面白かった」
◆福岡市城南区・納税課 花里和弘課長
「次世代を担う子供たちに、税金の正しい使い道や意義を正しく理解してもらったと感触を持っています」
この「租税教室」は、福岡市や税務署などが約30年前から市内の小中学生を対象に行っていて、今年は30校で開催予定だということです。
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