兵庫県は、全国初となる不妊治療に関する条例を、2025年4月の施行を目指し定める方針を示しました。

兵庫県では不妊治療で保険適用外となっている先進医療費の補助など、独自の支援に取り組んでいます。

一方で、県の調査によると当事者の7割が「不妊治療と仕事との両立が難しい」と悩むなど支援体制に課題が残っていて、県は不妊治療を支援する条例を定める方針を示しました。

条例案には不妊症の予防や、仕事との両立が可能な体制づくり、不妊への理解促進などが含まれる予定で、議会で可決されれば不妊支援に特化した条例は全国初となります。

【検討会に参加した企業】「世間一般に当たり前に誰もが使う可能性があるものであるとか、そういう理解が広がっていくと企業の中でも浸透しやすいのかな」

県は、2025年4月の施行を目指し、企業へのアンケートなどを実施する予定です。

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