9日、福岡県太宰府市で36.8℃を観測するなど、福岡県内各地で今年1番の暑さとなりました。
この暑さで、熱中症が疑われる救急搬送も増えています。
◆リポーター
「午後2時の太宰府天満宮の参道です。手元の温度計では39℃を示していて、立っているだけでも汗ばむほどの暑さです」
9日も多くの観光客でにぎわっていた太宰府市。
正午すぎには、県内で今年一番となる最高気温36.8℃を観測し、全国でも5番目に暑い場所となりました。
参道を歩く人たちの手には、日傘や冷たいスイーツがー。
さらに、人だけでなく犬もかき氷を食べて、暑さをしのいでいました。
9日、福岡県内の最高気温は、福岡空港で36.3℃、福岡市で36.0℃を記録するなど、県内14の観測地点の半数近くで猛暑日となりました。
◆観光客
「まだ梅雨が明けてないのが信じられない」
◆観光客
「毎日暑くて、日傘なしでは動けない」
◆観光客
「(暑さは)しんどいです」
Q.暑い中食べるアイスは?
◆観光客
「最高です」
9日で熱中症警戒アラートの発表は4日連続。
熱中症が心配される中、首元を冷やすリングをつけながらかき氷を食べている女の子もいました。
◆観光客
「いろいろ買ってきたけど、それでも暑い。暑さが危険」
消防によりますと、福岡県内では、午後3時までに熱中症の疑いで35人が搬送され、このうち北九州市では9日朝、屋内で倒れていた80代の男性が重症ということです。
10日は一転して、昼前からところによって雷を伴った激しい雨が降る見通しですが、引き続き熱中症には警戒が必要です。
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