7月9日、ワカメ養殖発祥の地とされる岩手県大船渡市の末崎町で、地元の中学生が塩漬けにしたワカメを販売用にパック詰めする作業を体験しました。
この体験学習は2024年度が最後となります。
9日は大船渡市立末崎中学校の1、2年生44人がワカメのパック詰めに取り組みました。
この学校では地域の産業について学ぼうと、ワカメを種から育てて販売するまで一連で体験する授業を2002年から行っています。
生徒たちは2024年3月に刈り取って塩漬けにしたワカメ157キロを、一つ一つ丁寧にパックに詰めていました。
末崎中学校は2025年度に大船渡中学校と統合されることから、ワカメ養殖の体験学習は2024年度が最後となります。
末崎中の生徒
「難しかったけど楽しいところもあった。末崎で育てているワカメはおいしい」
「最後のパック詰めなのでおいしく届けられるように、自分の仕事に誇りを持って作業をしています」
このワカメは9月に盛岡市の肴町商店街などで、生徒たちの手で販売される予定です。
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