夏の高校野球岩手県大会2日目の7月11日は、盛岡市と花巻市で1回戦6試合が行われ、”最後の夏”となる学校、そして”初めての夏”となる学校が初戦突破に挑みました。
このうち花巻球場の第1試合では一関一高と2025年度久慈工業との統合が決まっている久慈東が対戦しました。
初回、一関一高はフォアボールなどで1アウト1塁・3塁のチャンスを作ると、4番・鈴木が走者一掃のタイムリーツーベースヒットで2点を先制します。
一方4回までノーヒットに抑え込まれていた久慈東ですが、5回5番・西川がチーム初ヒットとなるツーベースヒットを放ちます。
さらに8番・葛形もセンター前へはじき返し得点のチャンスを作りますが、一関一高の先発2年生の菊地の前に得点に至らず。
一関一高は菊地が8回を投げ切って4安打無失点、最終回は2人が継投し完封リレーで(一関一5-0久慈東)2回戦進出を決めました。
8回無失点の好投 一関一2年 菊地遼太投手
「バックを信じてどんどん(ストライク)ゾーンに投げた。チームに貢献できるプレーで勝利につなげられたらと思う」
久慈東3年 中崎健聖主将
「最後の久慈東(の夏の県大会)だったので久慈東の校歌を1回でも多く歌おうと頑張ってきた。みんな最後に一つになれてよかった」
続く2試合目は2024年度一戸と福岡工業が統合して開校した北桜が釜石商工と対戦。
北桜は初めて臨む夏の県大会で初戦突破を目指しましたが、初回から得点を重ねた釜石商工に7回コールド(釜石商工10-2北桜)で敗れています。
11日の試合結果。
花巻球場の3試合目は宮古商工が2対1で一関工を破って初戦を突破です。
きたぎんボールパークでは宮古が江南義塾に11対1の5回コールド勝ち、盛岡農業は不来方・紫波総合の連合チームに8対5の逆転勝ち、盛岡商業が岩手に10対2の7回コールドで勝利をおさめそれぞれ2回戦に駒を進めています。
12日もきたぎんボールパークと花巻球場では1回戦6試合が行われる予定です。
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