二酸化炭素の排出量削減を目指し、トラックなどの貨物車にバイオ燃料を活用する実証実験が、12日から福岡市で始まりました。

12日朝、福岡市東区のアイランドシティ コンテナターミナルでは、トレーラーにバイオ燃料「サステオ」が給油されていました。

この「サステオ」は、軽油に廃食用油から作られるバイオ燃料を混ぜたもので、既存の車両を変更せずにそのまま使用できるのが最大のメリットです。

福岡市は、二酸化炭素の排出量を2030年度までに50パーセント削減することを目標に掲げていますが、貨物車からの排出を抑えることが課題となっていました。

実証実験は、今年12月まで6台の貨物車で行われ、燃費やエンジンに影響があるかどうかなどを調査します。

福岡市の担当者は、「貨物車での実証実験をクリアして、建設重機などにもバイオ燃料を広めていきたい」と意気込んでいました。

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