福井県勝山市内の住宅で89歳の実の父親に暴行し、けがを負わせた疑いで59歳の長男が7月12日逮捕されました。
父親はその後、死亡が確認されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、勝山市鹿谷町矢戸口の会社員 前川健司容疑者59歳です。
警察によりますと、前川容疑者は11日正午ごろ、同居する89歳の父親を殴ったり、蹴ったりして、腰の骨を折る大けがを負わせた疑いが持たれています。
12日午前、父親と連絡が取れず不審に思った近くに住む親族が家を訪ねたところ、倒れて意識のない父親を見つけました。
父親は12日夜、死亡しました。

前川容疑者は犯行を認め、警察は傷害致死など容疑の切り替えも視野に調べを続けています。
前川容疑者は、父親と母親との3人暮らしで、母親は入院中だったということです。
なお、亡くなった父親は、県の元・土木部長を務めていました。

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