2024年上半期の岩手県内の企業倒産は33件で、東日本大震災が発生した2011年以降最も多くなりました。

東京商工リサーチによりますと、2024年1月から6月まで負債額1000万円以上を抱え倒産した県内の企業は33件で、2023年の同じ時期より10件増えました。

負債総額は69億5900万円で、こちらは31億円余り増加しています。

倒産件数と負債総額ともに、東日本大震災が発生した2011年以降最も多くなりました。

産業別では「建設業」が12件で最も多く、次いで「サービス業他」が8件などとなっています。

コロナ禍に行われた実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」の返済が2023年から本格化したことなどで、倒産が増加傾向になったとみられています。

この上で東京商工リサーチは「倒産件数は今後も勢いを強める可能性が高い」としています。

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