山形県中山町で15日、恒例の「全国かぶと虫相撲大会」が開かれた。県内外から自慢のカブトムシを持参した384人の子供たちがトーナメントに参加し、熱戦が繰り広げられた。
高さ約75センチの木の棒の先端部分を土俵として、土俵下10センチの所からカブトムシを上らせ競技開始。30秒たった時点でより高い位置にいた方が勝ちとなる。途中、カブトムシが相手を突き落としたり、飛び去ったりするハプニングがあり、会場は大きな歓声に包まれていた。
東根市から参加した石山咲さん(10)は昨年からカブトムシの飼育を始め、「かぶ助2号」と初参加。「普段は物静かなカブトムシだったのに、何回か勝つことができた。思ったより強く、頑張ってくれた」と小さな「力士」をねぎらった。【竹内幹】
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