世界文化遺産登録を目指す佐渡島の金山をめぐり7月16日、市民団体が佐渡市に要請書を提出しました。

佐渡島の金山をめぐっては、ユネスコの諮問機関・イコモスが追加の説明を求める情報照会を勧告。推薦時期である江戸期より後の資産が大部分を占める北沢地区を範囲から除外することなどを求めています。

市民団体は、推薦時期を江戸期に限定したことで北沢地区が除外されることは市民・関係者に強いショックを与えたと主張。佐渡市の責任を問うとともに、韓国と認識が異なる歴史についても説明するよう要請しています。

【佐渡島の金山世界文化遺産登録を考える市民の会 小林邦男 代表世話人】
「佐渡の正しい歴史をきちんと伝え、世界遺産にそんな歴史があったのかという思いで観光に来ると思う。観光が先で歴史が後なんてあべこべ」

【佐渡市観光振興部 小林大吾 部長】
「具体的にいま回答できるわけではない。それについては庁内で共有したい」

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