東京電力は、福島第一原発にたまる処理水の海洋放出を再開した。今年度は初めて。
東京電力ホールディングスによると、福島第一原発にたまる処理水について、通算5回目となる海洋放出を19日午前11時14分に開始したということだ。
2024年度は、約5万4600トンの処理水を7回に分けて放出する計画で、今回は7800トンの処理水を大量の海水で希釈し、17日間ほどかけて放出する予定。
東京電力は放出する処理水の分析を2月末から行っていて、17日、分析結果が「放出基準を満たしていることを確認した」と発表していた。
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