札幌市の中学校で個人情報の流出が相次いだことを受け、札幌市教委は7月17日、小中学校の校長などに対し強い危機感を示すと共に再発防止を求めました。

 「(教育現場は)周囲の信頼の上に成り立っている。極めて危機的である」(札幌市教委 山根直樹 教育長)

 市内全ての小中学校など315校の管理職を集めた研修会で、山根 直樹 教育長はこのように危機感を示しました。

 札幌市では、あいの里東中で生徒や保護者の秘密情報を含む内部資料を体育館に置き忘れ、ネット上にも流出。

 中島中学校でも個人情報が書かれた座席表が教室に放置されました。

 いずれも教師のずさんな管理が原因で、市教委は再発防止に向け情報管理の徹底を求めました。

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