理事長によるパワーハラスメントの疑惑があがっていた佐世保実業高校を運営する「佐世保実業学園」は、理事長が辞任したことを明らかにしました。

佐世保実業高校を運営する「学校法人 佐世保実業学園」の40代の女性理事長は午前に開かれた臨時の理事会で辞任を表明し、承認されたということです。

関係者によりますと、佐世保実業高校では「理事長から暴言を吐かれた」などという訴えが相次いでいて、この理事長が就任した2019年度からの5年間で教職員78人が退職しています。

法人によりますと、理事長は19日までにパワハラを認めておらず、辞任の理由を「パワハラ報道で学園に混乱を生じさせ、生徒に動揺が起きた責任をとる」と話しているということです。

今後は田中 信孝 名誉理事長が理事長代行を務めることになり、学校は来週にも保護者向けの説明会を開いて経緯などを説明する予定です。

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