JR北海道は19日、2023年度の列車とエゾシカとの衝突件数は3145件で発足してから最も多かったと発表した。20年度から4年連続で増加しており、3000件を突破したのは初めて。またヒグマとの衝突件数も52件で統計を取り始めてから過去最多となった。
発足した翌年の1988年度にはシカとの衝突件数は102件で、2004年度に1000件を、11年度に2000件を突破していた。23年度は1167件の道東の釧路エリアが最多で、道北の1007件の旭川エリアが続いた。路線別では旭川市と稚内市を結ぶ宗谷線が642件で最も多かった。
防止策として、多発する場所に柵を設置したりしている。(共同)
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