暑さが最も厳しいとされる「大暑」(22日)を前に、福岡市動物園(福岡市中央区)で21日、動物たちに涼しさを感じてもらおうと、好物を入れた氷の塊がプレゼントされた。
氷の塊はバケツの水を冷やして固めた。ツキノワグマにはブドウやリンゴ、キウイ、スイカ、オレンジを入れた塊が、雄のゲンキと雌のハナコに1個ずつプレゼントされた。2頭は爪でひっかいたり、かぶりついたりしながら、気持ちよさそうに涼を取っていた。
福岡市中央区の21日の最高気温は33・8度で、7日連続の真夏日となった。家族と見学に訪れた佐賀県基山町の小野愛莉ちゃん(4)は「暑い中でおいしそう」と笑顔で話した。
同園では毎夏、氷を動物にプレゼントしており、この日はニホンザルとマレーグマにも氷が贈られた。【森永亨】
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