政府は障害者への偏見や差別の根絶に向け、岸田総理大臣をトップにすべての閣僚が出席する対策推進本部を立ち上げ、29日に初会合を行う方針であることが分かりました。
林官房長官
「障害者に対する偏見、差別の根絶に向け、これまでの取り組みを点検し、教育啓発等含めて取り組みを強化するため、全府省庁による新たな体制を構築して参りたい」
岸田総理は17日、旧優生保護法に基づく政策によって特定の病気や障害を理由に不妊手術を強制された原告らと面会し、「二度と同じ過ちを繰り返さない」と述べて恒久的な対策を行う考えを示しています。
政府関係者によりますと、26日に岸田総理を本部長とする対策推進本部を設置し、来週29日にもすべての閣僚が出席した初会合を開き、差別の根絶に向けた議論をスタートさせる方針です。
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