熱戦が続く岡山県中学校総体です。陸上では、7月21日、京山3年の石原万結選手が、800メートルで日本中学歴代4位の好記録を打ち立てました。

800メートル決勝に出場した京山3年の石原万結。石原は6月、ドルーリー朱瑛里(現:津山高2年)が持っていた岡山県中学校記録を塗り替えていて、今大会、注目の選手です。

前半の攻めを意識したという石原は、序盤から先頭に立ってレースを引っ張ります。

残り400メートルで、石原と京山3年の南和奏との一騎打ちに。21日の岡山市の最高気温は36.3度。厳しい暑さの中でも「800なら暑さは関係ない」と語った石原がラストスパートを仕掛けます。

最後のストレートで南との差も広げた石原。今大会でも強さを示し、2分8秒45の1位でフィニッシュ。自身が持つ県中学校記録を更新し日本中学歴代4位の好記録をマークしました。

(京山3年 石原万結選手)
「中学校記録はこの前更新できたが、もう一段階上げたいと思っていたので、それができてうれしいです。全中で優勝できるように頑張りたいです」

男子3年の100メートル決勝では、金光学園の小野礼翔が後半から頭一つ抜け出し、大会記録に迫る10秒94の1位でフィニッシュ。小野は「10秒台の壁を越えられてうれしかった」と語り、喜びをかみしめていました。

全国参加標準記録を突破した選手は、8月17日に福井県で開幕する全国中学校体育大会に出場します。

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