福島県双葉町は来年の成人を祝う式典を実施しないことを決定した。

双葉町によると、1月に開催している「はたちを祝う会」について、2025年は実施しないことを決めた。
2024年1月の式典は対象となる53人中、出席者が9人に留まるなど、避難先の式典に出席する若者が増えた影響から、出席率が伸び悩んでいることが要因としている。

町では、式典の取りやめに代えて、避難先の式典と日程が重ならない9月に、18歳から20歳を対象とした町内のまちあるきツアーを開催する予定で、「まずは若者に町を知ってもらうことからはじめたい」としている。
双葉町は、2026年以降も同様の対応とすることを検討している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。