婦人科医に質問する高校生(「高校生が産婦人科に行ってみた!」セミナー動画より)=NPO法人ラサーナ提供

NPO法人ラサーナ(群馬県高崎市)は群馬県内の8つの婦人科クリニックと協力し、10代女性を対象とした「かかりつけ婦人科を持とう」キャンペーンを実施する。重い生理痛などを抱え、親や教師に相談できずに悩む例も多いとみて、身近な健康の相談先として婦人科を活用してもらう。

27日に横田マタニティホスピタル(前橋市)でもたれる院内ツアー(要予約)を皮切りに、8月25日まで夏休みの期間中に県内の8つのクリニックでミニイベントを開く。婦人科の紹介のほか、月経や子宮がん、HPVワクチンなどについてのセミナーなどを催す。

キャンペーンには学習塾のうすい学園(高崎市)も協力している。塾のサイトで思春期の生理や女性の体についてのセミナー動画を公開し、塾に通う生徒に「夏休み無料イベントに遊びに行こう」と呼びかけている。

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