気仙沼大島のシンボル、亀山の中腹と山頂を結ぶモノレールの建設工事が始まりました。

7月26日は中腹で安全祈願祭が行われ、気仙沼市や工事関係者など約40人がくわ入れをして工事の無事を願いました。
標高235メートルの亀山は震災前、市営の一人乗りリフトが運行されていましたが、震災の津波や火災で使用できなくなりました。
モノレールはリフトに代わる交通手段として計画され、2両編成で定員は40人。中腹から山頂までの全長およそ400メートルを片道5分かけて結びます。

気仙沼市 菅原茂市長
「市にとっては残された大事な復興事業なので、多くの人に来てもらえるような亀山の整備にしていきたい」

モノレールと山頂整備を合わせた事業費は約20億4000万円で、市は来年度の完成を目指しています。

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