東京・足立区の住宅でおやつ好きなシベリアンハスキーをカメラが捉えた。おやつが欲しいあまりに強引に顔を押し込み、ムギュッとつぶれ顔になった姿がSNSで話題となっている。専門家によれば、おやつへの執着は犬の習性に関係があるという。

おやつ欲しさに“顔ムギュッ”

東京・足立区の住宅でカメラが捉えたのは、食べることが大好きなシベリアンハスキーの琥珀くんだ。

飼い主との「お手、おかわり、乗っけて…乗っけて!…いいよ!いい子いい子」と、やり取りをする琥珀くんが、いまSNSで話題になっている。

隙間から頭をねじ込む琥珀くん(提供:コハクヌシ)
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琥珀くんはおやつが好きすぎるあまり、かぼちゃのおやつを狙って強引に顔を押し込み、ムギュッとつぶれた状態になってしまっていた。

その様子はSNSで145万回以上表示され、7万件以上のいいねがついている。

いくらでも食べてしまうという琥珀くん(提供:コハクヌシ)

飼い主によれば、琥珀くんのおやつ好きはまさに底なしだといい、「なんだこの執念はと、あげたらあげただけ食べちゃう」と話す。

食い意地…ではなく“犬の習性”

おやつを無限に食べてしまう琥珀くんだが、専門家に聞くと全ての犬に共通する事で、人間と満腹を感じる感覚が違うのだという。

専門家であるアジア動物医療研究センター・パンク町田センター長は、「犬のお腹いっぱいというのは、次とれる獲物までの時間ですから。平均すると3日分ぐらいをいっぺんに食べようとすると」と話す。

犬の習性について話すアジア動物医療研究センター・パンク町田センター長(提供:コハクヌシ)

また、犬の習性について「食事は楽しんでいますけど、あくまでおなかがいっぱいになることを楽しむ。人間は五感を使って楽しむが、そういった感覚が犬にはないのではないか。犬には犬の事情があったということですね」と話している。
(「イット!」 7月19日放送より)

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