「北海へそ祭り」は、富良野市が北海道のほぼ真ん中に位置し人の体で表すとへそにあたることにちなんで、55年前の1969年に始まった恒例の夏祭りです。
初日の28日は、おなかに「図腹」と呼ばれるさまざまな表情の顔の絵を描いた人たちが踊りながら練り歩く、「へそ踊り」が行われました。
およそ660人の踊り手は、描かれた顔の表情が変わるようにおなかをくねらせたり揺らしたりして、ユーモラスな踊りを披露していました。
沿道は踊りを見ようと集まった市民や観光客でにぎわい、踊り手たちに声援を送っていました。
北広島市から踊りに参加した6歳の女の子は「踊りは大変でしたが楽しかったです」と話し、父親は「ことしは涼しかったので踊りやすかったです」と振り返っていました。
踊りを見物した市内に住む40代の男性は「毎年、図腹を見るのがおもしろいです。街一番のお祭りだと思います」と話していました。
祭りは29日まで開かれ、午後7時から「へそ踊り」が披露される予定です。
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