防衛省・自衛隊で相次ぐ不祥事への政府の対応が不十分だとして、国会では閉会中審査が開かれていて、野党側は木原防衛大臣の辞任を迫りました。
(政治部・車田慶介記者報告)
木原大臣は一連の不祥事について陳謝しましたが、野党側は辞任というけじめを求めました。
立憲民主党 渡辺衆院議員
「辞任をしてお辞めになる、責任を取る。けじめをつける意味でも、そこ(辞任)は判断すべきだと思います」
木原防衛大臣
「今、仕事を放棄することが責任の取り方とは思いません」
「潜水手当」を不正受給した元隊員4人が逮捕されていた事実が大臣に報告されていなかったことについて、木原大臣は「文民統制という観点で非常に問題があった」と認めるなど、釈明が続きました。
野党側は沖縄でのアメリカ兵による性暴力事件についても追及しましたが、政府はプライバシーに配慮した対応だったと従来の答弁を繰り返しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。