「激しい腹痛や下痢、血便を発症」。愛媛県で7月21日までの2週間に強い毒素を生み出す大腸菌による感染症の患者が8人確認されました。今年に入り21人の患者が判明していて、去年1年間の16人をすでに上回っています。

この大腸菌はO-157に代表される病原性の腸管出血性大腸菌。強い毒性があるベロ毒素を生み出し、食物などを介して感染すると激しい腹痛、下痢、血便などを発症します。幼児や高齢者は重症化しやすく合併症を起こして死亡することがあるとしています。

愛媛県の7月26日の発表によりますと、7月21日までの2週間に、この大腸菌による感染症の患者が8人報告されました。内訳は松山市で5人、西条と八幡浜、宇和島の保健所のエリアでそれぞれ1人です。今年に入り21人が確認されていて、去年1年間の16人をすでに上回っています。

県は夏場は感染しやすい時期としていて、牛肉や豚肉などを食べる際は、中心部まで十分加熱(75度で1分間以上)することや、調理や食事の前、トイレの後は手を十分洗うよう呼びかけています。

#愛媛県 #病気 #感染 #感染症 #腸管出血性大腸菌 #0157 #大腸菌 #ベロ毒素 #血便 #腹痛 #下痢 #患者

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。