漆を使って陶磁器の割れや欠けを修復する伝統的な技法「金継ぎ」の体験ができるイベントが、7月31日に岩手県花巻市で開かれました。
このイベントは、漆の出荷量が日本一の岩手県の伝統工芸の魅力を知ってもらおうと、みちのくコカ・コーラボトリングとベルジョイス、松沢漆工房(盛岡市)が共同で開きました。
「金継ぎ」は漆を使って陶磁器の割れや欠けを修復する伝統的な技法で、仕上げに金粉を使って装飾します。
31日は県内外から抽選で選ばれた約30人が参加し、松沢漆工房の社長・松沢卓生さんの指導を受けながら金継ぎの工程を体験しました。
参加者たちは割れた茶碗に漆とのりを混ぜたものを塗って丁寧につなぎ合わせていたほか、漆の上に金粉をまいて仕上げるなど真剣に作業にあたっていました。
北上市から参加
「形を整えるのが楽しい」
盛岡市から参加
「面白い。やっていて集中できるので」
金継ぎ体験をした茶碗はそれぞれ記念に持ち帰ったということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。