首里城の地下にある第32軍司令部壕の保存・公開に向けた県の検討委員会が開かれ、文化財への指定を目指すなど基本計画の骨子案が示されました。

旧日本軍が首里城の地下に構築した第32軍司令部壕について、県は2025年度から段階的な公開を目指しています。

1日に開催された検討委員会では、事務局から壕の管理や運営方法など保存・公開に向けた基本計画の骨子案が示されました。

このなかでは、壕を子どもたちの平和学習の場として活用することや文化財に指定することなどが盛り込まれています。

出席した委員からは、見学者の安全を確保する対策についても議論すべきとする意見が出されました。

次回の検討委員会では委員の提言を踏まえ、計画の具体的な取り組みについて議論する予定です。

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