先月25日の大雨により大きな被害を受けた酒田市では、ボランティアの受け入れ後初めての週末を迎え、約130人が被災地で活動した。
先月30日のボランティアの受け入れ開始から初めての週末となった3日、受け付け時間の午前9時には、県内や首都圏から平日の倍にあたる約130人が集まった。
(酒田市の女子高生2人)
「ニュースを見て、少しでも力になりたいと思っていた。良い機会だったのでボランティアに参加した」
ボランティアは、それぞれ被害が大きい八幡地域や松山地域など4か所に分かれ、手伝いを希望する住宅や建物で泥を被った生活用品の搬出や泥のかき出しなどを行った。
先月25日の大雨から9日が経ったが、取材した酒田市の麓地区では、住民が30度を超える気温の中、後片付けに追われていて、床下の水がまだ引かず、自前のポンプで排水する様子も見られた。
(山形県南部地区郵便局長会・高木秀和理事)
「局長会の活動としてボランティアをしている。きょうが(今回の災害で)初めての出動。少しでもお役に立てればと都合がついた人たちで参加した」
酒田市のボランティアの受け入れは当面続くが、市内北青沢地区では集落に堆積した大量の土砂が手つかずになっていて、ボランティアも入れない状態となっている。
※高木秀和理事の「高」は「はしごだか」
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