バスの運転士不足が懸念されるなか自動運転バスの実証実験が8月5日に岩手県釜石市で行われました。
実験は8月22日までで、市は将来的に導入を検討していきたいとしています。
この実証実験は公共交通機関の運転士不足を補おうと市が行ったもので、出発式には国交省や県・市などの関係者約40人が出席しました。
バスの定員は7人で時速20キロほどで自動走行します。
バスにはセンサーとカメラが搭載されていて横断歩道や交差点では一時停止するようプログラミングされています。
また路上に障害物がある場合はオペレーターがコントローラーで操縦するほか緊急停止ボタンを押して停止することもできます。
5日は県交通の運行ルートを地域の人たちを乗せて走行しました。
試乗した人
「最初乗るまでは不安で大丈夫かなと思ったが、乗ってみて早く実用されればいいと思った」
釜石市生活市環境課 二本松史敏課長
「将来的に安心して暮らしていけるような公共交通の維持に努めていきたい」
この実験は8月22日までの予定で、市は実証実験や試乗した人へのアンケートの結果などをもとに導入を検討していくとしています。
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