7月27日、香川大会の決勝に臨んだ英明。エースの清家が9回を投げ抜くなど奮闘し、優勝、2年連続4回目の夏の甲子園出場を決めました。
(英明 清家準投手)
「秋と春に悔しい思いをして、一人一人が夏にかけてきた。その夏に自分たちがやるべきことができたので良かった」
激闘を終え、母校に帰ってきた選手たち。優勝を祝福するために集まってくれた家族や仲間を前に感謝の言葉があふれます。
(清家投手と父・学さん)
「(メダルを掛けられて)おめでとう。よく頑張ってくれました」
(百々選手と母・奈津樹さん)
「本当に良かった。(夏の甲子園に)2回も行けると思わなかったので、うれしい」
これまで春夏合わせて6回の甲子園出場を果たしている英明。就任5年目の香川純平監督は、2024年のチームを次のように話します。
(英明 香川純平監督)
「(甲子園を)去年(2023年)経験した選手が、背中を引っ張って野球をしてくれているので、チームが落ち着いて野球ができている」
2023年の夏の甲子園。1回戦で強豪、奈良の智弁学園と対戦した英明は、延長10回までもつれ込む激闘を演じますが、あと一歩届かず、悔し涙を流しました。
新チームには、甲子園を経験した選手4人が残りましたが、秋の県大会はベスト8、春は3位と思うような結果が残せませんでした。
(英明 香川純平監督)
「失敗はいっぱいある。それを一つずつ精査して、次につなげてきた」
失敗を強さに変えることで一歩一歩、進化してきた英明。勝負所で力を発揮する粘り強い野球で、13年ぶりとなる夏の甲子園での勝利を目指します。
中心となるのがエースの清家準投手です。
(英明 清家準投手)
「去年夏のリベンジとして、まずは1勝。一球のミスで負けることや、一つのプレーで流れが変わるなど、たくさん経験してきたので、経験を生かしてこの夏をやりきりたい」
打線を引っ張るのは、2023年、甲子園を経験した3年生トリオです。
(英明 鈴木昊選手)
「初回に塁に出たら流れに乗っていけるので、甲子園でも初回の出塁を大事にしたい」
(英明 平見歩舞選手)
「(先輩の)悔し涙を見てきたので、その気持ちを胸に戦わなければと思うので、全力の姿を見せられるように一球一球やっていく」
(英明 百々愛輝選手)
「甲子園で1勝が目標。去年は達成できなかったので、先輩の借りを返す気持ちでやっていく」
聖地での1勝を目指して…。英明は、8月7日、大会1日目の第2試合で春のセンバツ王者、群馬の健大高崎と対戦します。
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