介護の分野で人材不足の深刻化が懸念される中、介護事業所にロボットの導入を検討してもらおうという研修会が、8月6日に岩手県盛岡市で開かれました。
この研修会は県内の介護事業所の職員に介護ロボットや情報通信技術への理解を深めてもらおうと県が開きました。
会場には介護ロボットなどを扱う企業11社が出展し参加者に高齢者の見守りや移動を支援するロボットなどについて説明しました。
このうちロボットは介護者がほとんど力を使わずに高齢者をベッドから椅子へ移すことができ、その後の移動も手元のコントローラーで簡単に操作できます。
参加した介護士
「今後、介護ロボットが必要とされる時代だと思うので、どういう風に自分の施設で活用できるかを学びに来た」
出展したメーカー
「こういった道具の必要性は高まってきているし、今はこういうものをうまく使いこなせないと多分運営自体が難しくなるのではないかと考えている」
県内の介護施設を対象とした調査では65%の施設がロボット導入の必要性がある(いきいき岩手支援財団2024年1~2月調査)と答えていて、参加者は熱心に見学していました。
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