福島県教育庁は、生徒への体罰があったとして、8月9日付で県立高校の50代男性教諭を減給3か月の懲戒処分とした。
県教育庁によると、サッカー部の顧問をしていたこの教諭は、6月13日の部活の指導中に、部員の男子生徒1人に対し、練習に集中していないとして「ゴールポストにヘディングしろ」と命じた。
男子生徒はゴールポストに自ら頭を打ち付け、むち打ちなどで全治約2週間のけがをした。
教諭は県教育庁の聞き取りに対し、「被害生徒本人にも保護者にも大変申し訳ない気持ちを持っている」と話しているという。
この教諭は平成27年度にも、別の学校のサッカー部での指導中に、生徒の尻を蹴るなどして戒告の懲戒処分を受けている。
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