千葉の海岸に乳児の遺体を捨てるようそそのかした「死体遺棄教唆」の罪に問われている男の裁判が山形地裁で開かれ、男は「事実ではない」として起訴内容を否認した。

「死体遺棄教唆」の罪に問われているのは、埼玉県狭山市の碓井康哲被告(33)。
起訴状などによると、碓井被告は今年3月1日から2日にかけて、「赤ちゃんを出産した」と伝えて来た女に対し、スマートフォンのメッセージ機能などを使って乳児の遺体を千葉・犬吠埼に捨てるようそそのかしたとされている。

警察によると、女が乳児を投げ捨てた海岸からは、妊娠8カ月~9カ月とみられる乳児の骨が見つかっていて、この女は死体遺棄の罪で在宅起訴されている。

きょう(9日)の裁判で、碓井被告は死体遺棄教唆について「事実ではない」と起訴内容を否認した。
これまでの警察の調べで、乳児と碓井被告の間には親子関係がないことがわかっている。
次回の裁判は10月上旬に行われる。

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