お盆休みの期間が始まり、新幹線や空の便は帰省などでピークを迎えています。南海トラフ地震臨時情報の発表を受け、旅先で地震に備える声も聞かれました。

JR東海とJR西日本は東海道・山陽新幹線の「のぞみ」をお盆期間の8月18日まで全席指定席としています。JR東海によると、10日、東京駅を出発する下りの「のぞみ」は、午後4時まではほぼ満席、それ以降は空席が少なくなっています。

【長崎に帰省する人】
「五島列島に。魚釣りが楽しみ」
【広島に帰省する人】
「大学時代の友人に会えるので楽しみ」

南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」が発表された影響で、JR西日本は特急「くろしお」の一部区間と特急「南紀」の全区間で運転を取りやめています。

【東京から帰省する人】
「特急が止まっちゃったので名古屋から各駅停車で4〜5時間くらいかけて。モバイルバッテリーを6回分くらいの大きいやつと、服とズボンを1着多めに持ってきた」

一方、関西空港では10日だけで3万9000万人が出国する見込みだということです。

【ヨーロッパに行く人】
「コロナでずっと行けていなくて、初めてスイスの友達の家に遊びに行くので。バルセロナはサグラダファミリアに行きたいなと思っていて」

また、高速道路についてNEXCO西日本は10キロ以上の渋滞が多く発生するのが下り線で10日から12日にかけて、上り線では11日から13日にかけてと予測していて、出発時間を変更するなどピークを避けた利用を呼びかけています。

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