霧島山の韓国岳周辺を震源とする地震が増えていることから、気象台は留意を呼びかけています。

気象台によりますと8月8日の午後5時以降、霧島山では韓国岳周辺とその北東側の浅いところを震源とする地震が増加しています。

観測された地震はほとんどが体に感じないものですが、8月8日は午後5時以降で37回、9日は300回、10日は93回となっていて、11日も午後3時時点の速報値で125回となっています。

また、11日午前2時32分ごろの地震では宮崎県小林市真方で震度1を観測しています。

このほか新燃岳や御鉢、えびの高原周辺と大幡池ではこの地震に伴う火山活動の変化は認められないということです。

気象台は、噴火に満たない規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性があるとして、留意を呼びかけています。

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