平和を願う折り鶴を25年にわたり作り続けている五島市の女性が、今年も1万羽を完成させました。

色鮮やかな小さな折り鶴。

作ったのは五島市玉之浦町の藤原良子さん、86歳です。

藤原さんは、2000年に友人の孫が高校生平和大使になったのをきっかけに平和のためにできることをと、毎年千羽鶴をつくっています。

今年も1万羽の千羽鶴ができあがり、高校生に手渡しました。

第27代高校生平和大使 大原悠佳さん(長崎西高2年)
「五島という少し長崎から離れた場所でも平和を思い、毎日している方がいるということをしっかり伝えたい」

藤原良子さん
「『ビリョクだけどムリョクじゃない』という言葉が、本当に無力じゃないと思う」「1万5千、それを目標に元気で頑張ろうと思う」

藤原さんがこれまで折った鶴は35万羽にのぼります。

千羽鶴は、8月に高校生平和大使がスイス・ジュネーブの国連欧州本部に届けます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。