福井市の足羽山公園遊園地では12日、飼育しているニホンザルに少しでも涼しさを感じてもらおうと、果物の入った大きな氷や凍らせた果物などがプレゼントされました。
ニホンザルは全身が毛で覆われていて暑さに弱いため、同園では少しでも涼しい気分を味わってもらおうと毎年、このイベントを行っています。振替休日とあって、園内には多くの家族連れが訪れていました。
ニホンザル14頭に贈られたのは、果物が入ったアイスバーや、オレンジ、バナナ、スイカなど約10種類の果物や野菜が入った大きな氷などです。また、訪れた客たちが長い竹の棒を使って凍らせた果物や野菜をあげる餌やり体験も行われました。サルたちは手足を器用に使って、氷の中から果物を取り出して口に運んだり、凍った果物の食感を楽しんだりしていました。
訪れた子供は「すごく楽しかった。サルが人間みたいに食べているのがすごくかわいかった」と話していました。
足羽山公園遊園地では暑さ対策として、ほかの動物にも保冷材や扇風機などを使っているということです。
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