台風5号の影響により、記録的な大雨を観測した岩手県久慈市のうち警戒レベル5の「緊急安全確保」が出された地域から、8月12日午後6時過ぎの様子を中條奈菜花アナウンサーに伝えてもらいます。

中條奈菜花アナウンサー:
私がいる久慈市長内町では雨は弱まってきたものの今も降り続いています。

後ろに見えるのが長内川で、その上流の滝ダムでは午後2時過ぎまで約4時間にわたり緊急放流が行われていました。

この周辺では緊急放流の前から道路が広い範囲で冠水するなどの被害が出ていました。

また川の流域の一部では氾濫のおそれがあるとして午前10時半に緊急安全確保が出されていました。

その後緊急放流の終了を受けて緊急安全確保は午後3時に解除されています。

現在、川の水位は通常より高いものの少しずつ低下してきています。

一方、市によると市内では安否確認はできているものの25世帯が孤立状態となっていて、そのまま一晩過ごすことになるということです。

依然雨が続く久慈市から中継でした。

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