岸田文雄総理大臣の突然の不出馬表明で、永田町が慌ただしくなっています。
■不出馬の最大理由は…「政治とカネ」問題
パリ五輪メダリストには満面の笑みも… この記事の写真パリオリンピックのメダリストに見せた満面の笑みとは打って変わり、翌日の岸田総理は、神妙な面持ちで「日の丸」を見つめていました。
岸田総理「総裁選に出馬しない」 岸田総理「自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くことであります。私はきたる総裁選には出馬いたしません」
突然の退陣表明に永田町に衝撃が走りました。
自民・中堅議員「ビッグサプライズ。最後の最後まで往生際の悪い総理だったという負のイメージまで付きまとわないように、できるだけ早く判断したということじゃないか」 理由は「政治とカネ」
不出馬を決めた最大の理由は、裏金事件を巡る「政治とカネ」問題。外交日程を終えたタイミングでの表明となりました。
政治ジャーナリスト 田崎史郎氏「岸田総理は7月末ごろには、側近の木原誠二幹事長代理や村井英樹官房副長官に、不出馬表明する時の文案作りを指示しているんですね」 「ポスト岸田」に求められるもの
「ポスト岸田」に求められるもの、自民・閣僚経験者はこう話します。
自民・閣僚経験者「今の今から色んな人がうごめき出すだろう。刷新感が出てなおかつ安定感のある人は誰なのか。それをみんな必死に考える1カ月だろうね」
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■7人の「ポスト岸田」候補 推薦集められる?■7人の「ポスト岸田」候補 推薦集められる?
自民党 石破茂元幹事長幕を開けた「総裁レース」。早速、あの人が事実上出馬を表明しました。
自民党 石破茂元幹事長「総裁選に推してやろうという方々が20人おられれば、ぜひとも総裁選挙に出馬したいと思っております」 自民党 茂木敏充幹事長
茂木敏充幹事長も水面下で動き出しています。
14日、茂木幹事長と麻生太郎副総裁の食事会が行われました。総裁選の対応について、話し合いが行われたものとみられます。
7人の「ポスト岸田」候補現在、「ポスト岸田」と言われている顔ぶれは7人。ほとんどの派閥がなくなった今、出馬するためには国会議員20人の推薦を自力で集めないといけません。
田崎氏「(現時点で)20人の国会議員を集められそうな人は、茂木敏充幹事長、小泉進次郎元環境大臣、小林鷹之前経済安保担当大臣、河野太郎デジタル大臣」 岸田総理「オール自民でドリームチームを」 岸田総理
「選ばれた総裁は今度こそ、オール自民党でドリームチームを作って、信頼回復に向けてしっかりと取り組んでもらいたいと思います」
(「グッド!モーニング」2024年8月15日放送分より)
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