14日夕方、岡山県新見市の川で、流された弟を助けようとした雲南市の男子中学生が溺れ死亡しました。男子中学生は、家族で岡山県内に帰省中でした。

水難事故で亡くなったのは、雲南市木次町の中学2年生、松本龍斗さん(13)です。
警察によると松本さんは、14日午後4時すぎ、岡山県新見市の高梁川で、小学3年生の弟と一緒に遊んでいたところ、サンダルを拾おうとした弟が川に流されているのに気づきました。
松本さんは、弟を助けようと川に入りましたが、一緒に流されました。
その後、父親が弟を助け出しましたが、松本さんは約1時間後に約80メートル下流の川底で見つかりました。病院に搬送されたものの、その後死亡が確認されました。
弟は命に別状はないということです。

事故を受け地元の観光関係者が15日朝、川に入らないよう呼びかける注意書きを設置しました。

松本さんは、家族で雲南市から岡山県内に帰省中で、警察は事故の状況を詳しく調べています。

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